実習生受け入れ

 これまで、トラムあらかわでは毎年5~10名ほどの実習生を受け入れてきました。概ね10日ほどの実習期間を通して利用者の皆さんと接する機会を提供すること、各施設の機能・役割を知ってもらい、地域で働く精神保健福祉士の現場を見てもらうことが主な目的です。

 昨年度はコロナウイルスの流行により施設での受け入れは中止せざるを得ませんでしたが、9月には「障害者の心理」というテーマで荒川ひまわりから職員と利用者の方が、10月には「医療との連携」というテーマでアゼリアから職員がオンラインで講義という形で学生さんたちへ学びの機会を提供することができました。

 学校で理論を学んできた学生さんたちにとって、ほとんどの方が初めて現場を経験することになります。学校ではやる気のない様子だった学生が、実習から戻ると見違えるように熱意に満ちていたと学校の先生がおっしゃっていました。自分自身の実習を思い出しても、初めて経験した現場で受けたショックや葛藤、興奮は今でもはっきり記憶に残っています。

 一方で、実習生を受け入れることで私たち職員も多くのことを学ばせてもらっています。実習生からの思いがけない質問に一緒に考え込んだり、自分のアセスメントや支援について言語化することが、改めて精神保健福祉士としての姿勢を振り返る機会になっています。


 学生の皆さんには、トラムあらかわでの実習を通して精神保健福祉士の現場を実際に体験し、様々なことを感じ学び取っていただけたらと思います。そして、法人として精神保健福祉士の育成に少しでも貢献できれば幸いに思います。


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