地域福祉グループの活動報告
【社会的処方講座】
~孤立という病を地域のつながりで治す方法~
「あの病院さ、話あんまり聞いてくれないんだよ。すぐ、じゃあ薬の調整しますって言われる。」こんな会話をよく耳にします。そしてそれはきっと、障害の有無に関係なく、誰にでも起こり得ること。薬の処方や調整は大事。でも、それだけですべてが改善されるのでしょうか??
2/13(日)に、アゼリアで地域福祉グループが行った講座「社会的処方」。これは、多くの人の《困った・辛い》を薬の力だけではなく、人や社会との交流の中で役割や生きがいを見つけて改善していくことを目的としているものです。それは、医療従事者等の専門家だけではなく、地域の方との繋がり(地域資源の収集や案内)を使いながら、社会的な孤立を防ぐことへ繋がっていきます。
荒川区で長年行われている「おせっかいおばさん・おじさん運動」も、その一端を担っているのでしょう。一人じゃないと実感できることが、何よりの薬なのかもしれませんね。
講座当日は生憎の雨でしたが、たくさんの方が来場してくださり、満席になりました。ZOOMでの視聴も合わせると、43名の方にご参加いただきました。当講座にご参加いただき、誠にありがとうございました。
たくさんの方にご興味を持っていただき、荒川区は人との繋がりを大切に思う街なんだと、改めて気が付きました。なかなか繋がりを感じ辛いコロナ禍ではありますが、誰かを大切に思う気持ちは、忘れずにいたいものですね。
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